patria o'muerte
チェ 28歳の革命
新宿ピカ
スクリーンがデカイ
赤いキリスト・革命のiconチェ・ゲバラ
世間じゃテーシャツの人というイメージが強いんだろうけれど
そのひとが実際どんなことをしたのかお教えしようというのが
今映画の役割なのかな
異国から来た男が全く関係の無い国へ命を賭けて革命を成す
実にカッコよすぎるよね、そんな男が存在したこと自体が凄い
前評判は長いし淡々としていると言うことで
どうなんだろうと思っていたがなかなか
ただ回想というかその後の切り替えが激しいのでなんか判りづらくなる
ゲリラ戦においてゲバラが医者であったと言うのは非常に大きかったんだなー
負傷兵を介護するに当たり村の人たちを懐柔するに当たって
皆の尊敬を集めると言う部分で
脱走への処刑の部分もちゃんと削除されなかった点も評価
印象に残ったのは『戦局を左右するのは無名の戦士の働き』
という言葉、これは現代社会どの場所においても全く同じことが言えると思う
上に立つものがこれを理解しているかしていないかというのは非常に大事なんじゃないかな
ゲバラが超理想主義者すぎて周りから疎まれてしまったのもまた事実だが
だってソ連・中国にもぶっ放しちゃうんだもの、そりゃフィデルも流石に困っちゃうわ
自分に厳しく他人にも厳しく、そこは『後半へ続く』になるのか
結局世の中を変えるには武装闘争しかないのかもしれない
まぁコムニスタ(共産主義者)じゃないけどさ
興味を持った人は『モーターサイクル・ダイアリーズ』を見るのがいいかと
ガエル・ガルシア・ベルナルがカッコイイし